武蔵野大学中学校・高等学校

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響き合って、未来へ。100周年
2024・2025新たな教育施設が完成します
2024・2025新たな教育施設が完成します

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校長メッセージ
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武蔵野大学中学校・高等学校

校長中村 好

 NAKAMURA YOSHITAKA NAKAMURA YOSHITAKA
“熱量の高い”学校で探究に取り組み、失敗を恐れずチャレンジする経験を!“熱量の高い”学校で探究に取り組み、失敗を恐れずチャレンジする経験を!

この先は、AI (人工知能)の時代だと言われています。身の回りの物事が自動化されていけばいくほど、人の立ち振る舞いが重要となります。未来が見通しにくく、これまでの経験則では対応が難しい時代だからこそ、自分を律することのできる教えが必要だと考えます。
本校は、およそ100年前に高楠順次郎先生が開かれた宗門校です。人格教育を全ての基本としながらも、何事にも果敢に挑戦していく姿勢を推奨しています。その姿勢は、数々の授業プログラムにも反映されており、探究系の学習時間はすでに全学年において導入することで、その成果や手応えは十分に可視化できるものとなっています。昨年度からは、この成果を確実に学びへ促していくアカデミックマインドの育成にも力を入れ、成績の向上への成果が出てきています。
近年の制限されてしまった様々な活動によって、学校教育における熱量は減少しているように思えます。こんな時代だからこそ、本校は引き続き熱量を高めていきます。生徒の中にある限りのない熱量と、AI時代により一層重要となってくる規範意識の向上の両面にスポットを当てながら、自分のことだけでなく、世界に視野を向け、皆が幸せを感じる社会を創造できる生徒の育成をめざしていきます。

本校の目的Purpose For School

Musashino Empowerment System
for High-quality performance

教育の3つの目的3 pillars of education
1
多様な在り方を受け入れ、
他者と協力する

Mind

  • 物事に取り組む基本姿勢を学ぶ
  • 自分は何かという認識・軸となる哲学を考える
  • 世界に通用する考え方を身に付け、幅広い視野をもつ
2
課題解決する理論的思考力

Skills

  • 他者と共に問題に取り組み課題を解決する
  • AIコンテンツを活用した新しい学びを展開する
  • 情報リテラシーを正しく身に付け、適切にICT機器を利用する
3
自分が動き、世界に貢献する

Leadership

  • 生徒が主役となり学校活動を行う
  • 失敗を恐れず挑戦を繰り返す場
  • 安心して失敗し、失敗から学ぶ
学校の歴史学校の歴史
⾼楠 順次郎 博⼠

創立者

⾼楠 順次郎 博⼠

1866(慶応2)年〜1945(昭和20)年

「仏教主義による女子教育」を理想にあげ武蔵野女子学院を設立。女子教育の必要性と女性の社会進出を肯定的に考えた先覚者でもある。1944年に文化勲章受章。

沿革沿革

学祖の仏教精神による女子教育は当初、女子大学を志向したものでしたが、諸般の事情からまず中等教育の女子教育機関を設け、段階を経て現在の総合的な教育機関へと発展した歴史を持っています。
2014年度には学院創立90周年を迎え、中学、高校、大学、幼稚園、大学院と規模を拡大し、豊かな人間性を育む特色ある総合学院を目指しております。

昭和14年 学院風景

昭和14年 学院風景

仏教精神に基づくこころ教育仏教精神に基づくこころ教育

グローバル社会では
ますます人間力が重要になります。

グローバル化が進む社会のなかで、ますます重要となってくるのは、異文化間のコミュニケーション能力。そして、日本人としてのアイデンティティです。そのためには、自分の中にベースとなるものを持ち、人間としての総合力、そして人間力を磨かねばなりません。本校ではその人間力を養ってくれる宗教の授業はもとより、日常の学校生活のすべてを通して「こころの教育」を実践します。

人格形成のための6つの徳目 人格形成のための6つの徳目

より良い生き方を考える
週1時間の宗教の授業

毎週1時間ある宗教の授業では、仏教にとどまらず、脳死や臓器移植などの科学技術と生命倫理に関する「生と死」の問題、戦争や冤罪事件といった「善と悪」の問題などを学びます。そして「なぜ人間は生きるのか」「どのように生きるべきなのか」ということを常に問い続けます。宗教の時間は自分を見つめ、自分を磨く契機となる貴重な時間。これらを通じて、社会に対して広い視野を持って物事を考えられる人間を育てていきます。

「こころの教育」を実践し、
豊かな人間力を養います

ともすると人間関係が希薄になりがちな時代にあって、本校では、相手の立場を思いやる仏教精神に根ざした人間教育を行っています。これは決して堅苦しいものでも、信仰を押しつけるものでもありません。武蔵野の1日は「朝拝」で黙念し、心を落ち着かせることから始まります。手を合わせ、拝むことを通して自分自身を見つめ、思いやりや感謝の心を育みます。武蔵野大学中学校・高等学校は、人格形成のための六つの徳目を実践し、「明るい知性と豊かな情操」とをかねそなえた「聡明にして実行力のある生徒」の育成をめざしています。