武蔵野大学中学校・高等学校の基本理念
(旧)武蔵野女子学院中学校・高等学校
建学の精神
「仏教精神にもとづく、真の人間教育、人間成就の教育」
教育の目標
いかなる生徒を育成するか
- 「明るい知性と豊かな情操」とをかねそなえた「聡明にして実行力のある人間」の育成。
- 「人の幸せを願う心」、「自己中心、自己絶対視を改める心」、「正しい判断力」、「良き社会人として通用する自立心」の育成。
教育の方針
人格形成のために「六つの徳目」を実践する
- 人の痛みがわかる「優しい心の育成」。(布施)
*挨拶の励行。
*「感謝の心」「慈愛の心」「敬いの心」「許しの心」「詫びの心」の五つの心を育てる。 - 規則、マナーを自発的に守る心の育成。(持戒)
*集団員の幸せや権利を保障する規範意識を養う。
*基本的生活習慣の確立。 - 自制心の確立。(忍辱)
*「わがまま」を抑え「忍耐力」を養う。
*全体の中の一員であるという自覚と、自己を客観視できる力を育てる。 - まじめに生きる姿勢の確立。(精進)
*目標を定め、それが実現できるよう努力する心を養う。
*「やりたいこと」のみで生きるのではなく、たとえやりたくなくても人間として「やらなければならないこと」があることを
自覚できる心を育てる。 - 集中力の育成。(禅定)
*深く物事を考え、本質を見極める習慣を養う。 - 正しい思考、判断力の育成。(知恵)
* 知識のみでなく、知恵を養うことが大事であることを認識させる。
学祖「高楠順次郎先生」から生徒の皆さんへ
- 今日は少なくとも一度「ありがたいな」という感じを持ちましょう。
- 今日は少なくとも一度「苦しいな」と思うことをやり遂げてみましょう。
- 今日は少なくとも一度、人に譲りましょう。
- 今日は昨日より新しい、何かの知識か技能かを自分のものに致しましょう。
- 今日は少なくとも一度、にこやかに語りましょう。